Solaris 12 がOracleのロードマップから消える・・・

Solaris 12 がOracleのロードマップから消える・・・

2017年1月19日
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Solaris 12 がOracleのロードマップから消える・・・

つい先日Solarisの開発が終わるかもといった噂が流れていましたが、The registerによると、今年1月に発表されたOracleのロードマップからSolaris 12の記載が無くなったようです・・・

Solarisの思い出

Solarisといえば、SUN MicrosystemsがBSDベースで開発されていたSunOS 4をSystem Vベースの物に置き換えた、Solaris 2に始まり、エンタープライズやアカデミック環境を支えてきた結構歴史のあるOSです。

SolarisはSPARCアーキテクチャとx86アーキテクチャを採用しています。その中でもSUNは自社がリリースしたSPARCハードウェアとSolarisを統合して(Macintoshみたいな)開発を進めてきました。

サーバー用途のみならず、Linuxなどと同様にデスクトップ向けの環境も用意されており、特にSolaris 11の無料版にはATOKが標準で入っているという太っ腹仕様でした。

そんなSolarisも次第にシェアは落ちていき、今では中々お目にかかることもできなくなってきました。

その間にSUN MicrosystemsがOracleに買収されたりといろんな事があったのですが、とうとう開発中止にまで至ってしまいました。

まとめ

Solarisとの出会いは、SunFire V240が初でした。当初はなんだこのイカしたサーバーはと思いながら触っていた物です。
それからしばらくしてSunFire X4150を購入して、この銀色のスマートの筐体もまた良い物だなぁと感じていました。その代わりファンの音は爆音でしたが・・・

UNIXの雄であったSolaris、これから先もどんどんUNIXはLinuxやWindows Serverにどんどんとシェアを取られていくのでしょうか・・・ 悲しい物ですね・・・

Source: The register