ロリポップサーバー にマネージドクラウドプランが登場、コンテナ型クラウドホスティング

ロリポップサーバー にマネージドクラウドプランが登場、コンテナ型クラウドホスティング

スポンサーリンク

ロリポップサーバー にマネージドクラウドプランが登場、コンテナ型クラウドホスティング

手ごろな価格で契約できるロリポップサーバーを提供している、GMOペパボから新しいプラン、マネージドクラウドプランが登場しました。

現在、クローズドαテスターを募集しているようで、まだ実サービス提供にまで至っていませんが、かなり興味深いサービスを展開しようとしているようですね。

コンテナ型クラウドホスティング

ロリポップサーバー マネージドクラウドプラン
このマネージドクラウドプランは、マネージド型であるレンタルサーバー(共用サーバー)の運用の手軽さと、VPSやクラウドのような拡張性、自由度の高さを備えたプランになっているとのこと。

また、このマネージドクラウドプランでは、ペパボ研究室が開発したFastContanerアーキテクチャをサービス実行基盤に、コンテナ環境を構築できるオープンソースの基盤ツール、Hakoniwaを組み合わせてコンテナ型仮想化技術を実現しているようです。

FastContanerアーキテクチャとは

システム自体が恒常性を持ち、コンテナの停止・起動・複製などを自動で行い、資源の割り当てを効率化させることができるアーキテクチャで、ウェブサイトへの突発的なアクセス集中やライブラリのバージョンアップ時に、高速かつ効率的にコンテナを運用できる物です。

Hakoniwaとは

Linuxコンテナをベースにコンテナ環境を構築できるオープンソースの基盤ツールで、サーバーのリソースやミドルウェア、アプリケーションをプログラム上で制御し、テンプレート化(コンテナ化)することで、サービス利用者のニーズに合わせたサーバー環境を高速に提供することが可能となる物です。

マネージドクラウドプランの強み

ロリポップサーバー マネージドクラウドプラン

マネージド型サーバーとVPSやクラウドの良さを組み合わせた、マネージドクラウドプラン。

その強みは、下記の3つが挙げられます。

  • セットアップ時間が短い
  • インフラ運用にかかる手間の削減
  • アクセス数に応じてコンテナ数を増減できるオートスケール機能

使いたいアプリケーションや開発環境などをあらかじめテンプレート化しておくことで、セットアップにかかる時間を削減できる、アクセス数に応じてコンテナ数を増減できるオートスケール機能といった、VPSやクラウドの強みと、最新のセキュリティパッチの更新などサーバーの運用保守をユーザーが行わなくても良い、マネージド型の強みを兼ねそろえています。

特に大量のサーバーを運用する方に取って、運用コストを削減できるのは非常にありがたいですよね。

クローズドαテスター募集中

そんな魅力が詰まったマネージドクラウドプランですが、現在はまだクローズドαテスト中のようで、現在先行テスターを応募しています。

募集期間は07/31の23:59までで、抽選制を取っている模様。全員が試せるわけでは無いですが、興味のある方は是非とも応募してみてはいかがでしょうか。

まとめ

正直、プレスリリースを見るまでは、まさかロリポップがクラウドプランを提供してくるだなんて、と思っていました。

しかも最新のトレンドに乗ったコンテナ型。興味が湧きまくって、プレスリリースを見て直ぐにクローズドαテスターに募集しました。

ロリポップと言えば、その価格の安さが魅力的なサービスですが、マネージドクラウドプランはどのような価格帯でリリースされることになるのでしょうか。

クラウドとなると、どうしても個人で利用するには少し月額料金が高くなる物ですが、はたしてマネージドクラウドプランは競合他社と比べてどれくらい安くで提供できるか見物ですね。

マネージド型やVPSでは通信料は定額制ですが、クラウドサービスは従量制の物が大半。マネージドクラウドプランもそこは流石に従量制を採用するかとは思いますが、もしかしてロリポップなら・・・?といった期待も込めて当選結果を待ってみたいと思います。

Source: GMOペパボ