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LattePanda 、Windows 10 Homeが動く、RaspberryPiと同等サイズの小型コンピューター
中国のLattePandaが、Windows 10 Homeが動作する、RaspberryPiと同等サイズの小型コンピューター「LattePanda」という面白い製品を発売しました。
CPUが2つ搭載されている、面白いデバイス
LattePandaですが、非常に面白い特徴として、Atom x5-Z8300とATmega32U4の2つのCPUを搭載したデバイスで、Windows 10 Homeが動くだけの小型コンピューターというわけではなく、Arduinoとも互換性があるとのこと。
LattePandaには3つのモデルが存在しており、一番安いモデルはRAMが2GB、eMMCストレージ32GB、Windows 10 Homeのライセンスなしの物、RAMが2GB、eMMCストレージ32GB、Windows 10 Homeのライセンス付きの物、RAMが4GB、eMMCストレージ64GB、Windows 10 Homeのライセンスなしの物が用意されています。
また、映像出力ポートとしてHDMI以外に、MIPI-DSIが用意されているので、映像を出力できる小型デバイスを開発することも出来ます。
僕の知識不足でよく説明できないのですが、ArduinoのPIN OUTの他に、Atom-Z8300のGPIOヘッダも用意されているとのこと。このポートを通して何か回路を接続して、LattePandaで制御できるので、より開発できるデバイスの幅が広がりそうです。
技適付きなので、日本国内でも利用可能
AKIBA Watchによると、秋月電子通商で購入可能なようで、展示モデルには技術適合のマークがあるとのことでしたので、日本でも安心して使うことができます。
ただ、少し注意しないといけない点があります。それは、Windows 10 Homeを動作するとかなり発熱するため、ヒートシンクを貼り付けるなど、熱対策が必須なようです。
発熱周りには少し気をつけなければいけませんが、今までにない少し変わったデバイスとして、DIY方面で結構受けそうなデバイスですね。
驚いたことに、Windows 10 Homeのライセンスが付いてくるモデルも16000円程度で買えるようで、Windows 10 Homeのライセンス代を抜くと、ライセンス付きモデルのお得感が非常に際立ちます。
まとめ
僕は、電気電子情報系の学校を卒業していながら、電子回路周りは得意ではなく、回路設計など何も出来ないので活用できる自信はありませんが、ニコニコ技術部やMAKER系の方々にとっては、非常に興味をそそるデバイスと思われます。
値段もそこまで高くないので、LattePandaを購入して何か作るのも良いかも知れませんね!
Source: LattePanda | AKIBA Watch