DDR3メモリが使える安サーバー、TX1310 M1がセール中
安サーバーといえば昔はNECのExpressが大変に有名でしたが、最近は富士通が結構頑張っています。
今ではなりを潜め、少し快適性が落ちたTX1310 M3が安サーバーとして台頭しています。
そんな中、個人的に非常に好きだった旧世代モデル「TX1310 M1」の在庫が急遽復活するというおもしろい事になっています。
DDR4メモリを使うサーバーは安サーバーではない
しばらくの間はTX1310 M1というデスクトップ型のサーバーが販売継続されていましたが、最近になって後継機のTX1310 M3に取って代わってしまいました。
TX1310 M3はTX1310 M1と比べると、筐体の奥行き減少、Kaby Lake世代のCPUに対応など細かな変更が入り、今風なサーバーとして生まれ変わりました。
しかし、その一方でTX1310 M1の頃はSATAケーブルと電源ケーブルは一般PCと同じく、マザーボードまたはPSUからケーブルを接続するタイプでしたが、TX1310 M3では一体型に変更となっています。
ですので、RAIDコントローラーを搭載することが出来なくなりました。 さらにソフトウェアRAIDはTX1310 M1の頃と同じく、基本的にWindows Server向けで、vSphere ESXiには対応していませんし、Linuxで利用するにはドライバが必要となります。
トドメとしては、Non-ECCメモリが使えるものの割高なDDR4メモリを使用しなければいけなくなり、パーツ資材の使い回しが効かなくなっています。
CPUもしくは、システムボードが新しくなったらDDR3メモリではなく、DDR4メモリを使うようになる、これは仕方の無いことではあるのですが、今の価格を見ている限りDDR4メモリを採用するサーバー筐体は、安サーバーと名乗るべきではないと僕自身は考えます。
本当の安サーバーが帰ってきた!
そんな中、NTT-Xストアでまさかの「non-ECCなDDR3メモリが使える」TX1310 M1が復活ときたものですからびっくりですよ・・・!
価格19,980円のクーポン適用で18,980円、送料無料で購入可。記事執筆時点では在庫数は「△ 在庫僅少ございます。」
しょぼんブログでも活躍しているTX1310 M1
当ブログで紹介した階層記憶域を利用した検証環境が実はこのTX1310 M1だったんですよね
買うなら今しかないかも
正直去年の年末頃にTX1310 M1の結構大きなセールが実施され、それ以降はTX1310 M3が富士通の安サーバーとして台頭しはじめた頃から、もうEOSで新品を買える機会は無いんだろうなぁ・・・と思っておりました。
そんな中での復活と聞くと本当にこれが最後の販売になるかもしれませんね・・・
ファイルサーバーとして使っている方、自社のサーバーとして利用されているSOHOの方は、予備部材確保として今のうちに買って置いた方が良いかも知れませんね。
TX1310 M1は値段の割に壊れないので予備部材の必要性をあまり感じないかも知れませんが、サーバーはある日突然壊れます。それもとても忙しい年度末頃に・・・
去年のセールほど安くはありませんが、それでも一式新品で揃えることを考えると、18,980円でも十分安いと思います。
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Source: OTTOServer “TECH” Blog
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