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Ryzen 5 2400G 、RX Vegaを搭載した髙コスパCPU

Ryzen 5 2400G 、RX Vegaを搭載した髙コスパCPU

2018年3月4日
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Ryzen 5 2400G 、RX Vegaを搭載した髙コスパCPU

Ryzenと言えば、AMDがリリースした渾身のCPUで、その性能の高さとコストパフォーマンスの高さから、非常に人気を集めているCPUです。

ですが、初代Ryzen(Summit Ridge)には内蔵グラフィックスが搭載されていないため、別途グラフィックボードを購入する必要がありました。

なので、ガッツリゲーミングPCを組む場合は問題無いのですが、グラフィックボードを購入するほどでも無いけど、気軽にゲームを楽しむには少し微妙でしたし、一般利用PCを組むのにも少しハードルが高いCPUでした。

そんな中、ついに内蔵グラフィックスを搭載した新しいRyzen、Raven Bridge世代がリリースされました。

搭載された内蔵グラフィックスには、RX Vegaが搭載されているのですが、どうやらかなりコストパフォーマンスが高い物らしいのです。

であれば、買って試そうじゃ無いか!と思い立ってRyzen 5 2400Gで新しくPCを組んでみることにしました。

今回のパーツ構成


[table id=87 /]

マザーボードにはRyzen 7、Ryzen 5マシンを組んだときと同じく、MSIのB350 TOMAHAWKをチョイスしました。

ただ注意点が一つあり、Ryzen 5 2400Gを搭載する前に、最新のBIOSにアップデートする必要があります。

既に初代Ryzenを持っているのであれば、問題無くBIOSのアップデートが可能ですが、新規に買う場合はアップデートするすべがありません。

僕は難波のTSUKUMOで、1000円でBIOSのアップデートを実施して頂きました。

TSUKUMOの店員さん曰く、最初からRaven Ridge世代に対応したBIOSを搭載したマザーボードもあるにはあるが、まだその数は少ないとのこと。

お店によっては、事前にBIOSを最新の物にアップデートしてくれていることもありますが、今のところはBIOSアップデートが必要な物がほとんどのこと。

さて、注意事項はこれくらいにしておいて、この構成ですと全てあわせて、だいたい8万円台前半くらいで組むことができます。

ベンチマークを走らせてみた

まずは今回組んだマシンと、以前に組んだRyzen 7 1700、メモリ 64GB、GeForce GTX 1070 8GBでそれぞれ、CrystalMark 2004R7を走らせてみました。

Ryzen 5 2400G vs Ryzen 7 1700
Infogram

走らせたベンチマークソフトが古いと言うこともありますが、40万近くしたRyzen 7 1700マシンと比べると、そこまで大きな差は開いていないですね・・・

OGLについてはほぼ互角・・・ 結構頑張っている様子。

続いて、有名どころのベンチマークを走らせてみました。ただ、Ryzen 7 1700マシンだと、どちらも強制終了してまともに動かなかったため、Ryzen 5 2400Gマシンの結果のみ掲載します。

ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーターベンチマーク

画面サイズは1920×1080、グラフィック設定のプリセットを高品質(デスクトップPC)と指定してベンチマークを走らせてみました。

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高品質設定だと少しカクつく場面もありました。ですが、まったく動かないというわけでも無かったので、グラフィック設定を少し落とせば普通にプレイできそうです。

ドラゴンクエストXベンチマーク


続いて同じく大人気のMMORPG、ドラゴンクエストXベンチマークソフトを、グラフィック設定:最高品質、解像度:1920 x 1080で実行してみました。

ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーターベンチマークの様に途中でカクつくことはありませんでした。

このことから、3D描写が重たいゲームについては、設定を落とさなければ快適にプレイできない物の、ドラゴンクエストXと同程度の3Dゲームであれば、何ら問題無くプレイできるようです。

まとめ

スコア的にだいたいGeForce GT1030と似たようなスコアを叩き出してくれるようです。

なんだGT1030と同程度か、と感じる方もいるかも知れませんが、重要なのはCPUに内蔵されているという点と、そのCPU性能が値段の割に高いという点です。

コンパクトでかつ、髙コスパなお手軽ゲーミングPCを組むことができるRyzen 5 2400Gは、Intelに取っては脅威たり得るCPUとなりそうですね。

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