ZenFone3 の気になる機能をチェック
昨年末に開催された、「ASUS ZenTour 年末年始大感謝祭!」に参加してZenFone3を頂きましたので、レビューしていきたいと思います。
前回は外観レビューでしたが、今回はZenFone3に搭載されている機能に的を絞ってレビューしていきます。
ASUS ZenTour 年末年始大感謝祭!については下記をご覧ください。
以前のレビュー記事は下記をご覧ください。
精度、認証スピードが抜群な指紋センサー
ZenFone3は、ZenFoneシリーズ初となる指紋認証センサーモデルです。
最近、指紋認証センサーを搭載したAndroidスマートフォンがどんどんと増えてきましたが、ついにZenFoneシリーズにもその波がやってきました。
ZenFone3の指紋認証センサーはリアカメラの直ぐ下に位置しており、センサー部は長方形となっています。Nexus 5Xは円形でしたので、スムーズに指紋認証できるのかと若干不安視していましたが、特にそのような問題も無くスムーズに認証を行うことが出来ます。
Zen Motionとの相性は微妙・・・?
指紋認証以外にも、ZenFone3にはZen Motionと呼ばれる機能が搭載されています。
このZen Motionは液晶を特定のパターンでなぞるとアプリケーションが起動したり、画面をダブルタップすることでスクリーンをONにする機能があります。
その中の画面をダブルタップすることでスクリーンをONにする機能との相性が少し悪いと感じたのです。
スマートフォンをポケットから取り出すときに、手で掴んで取り出しますがそうすると、すでに電源ボタン上や指紋認証センサー付近に指があることになります。
片手だけでZen Motionを使うとなると親指でダブルタップするしか内のですが、その時にあやまって人差し指が指紋認証センサーにかぶってしまいます。
そうなると、Zen Motionより優先して指紋認証が走り、ロック解除された状態でホーム画面が表示されてしまいます。
これを避けるとなると、親指で電源ボタンをホールドすることになるので、Zen Motionを使ったスクリーンON機能を生かし切れないような気がするんです。
あくまでこれは人それぞれのスマートフォンの持ち方に依存するので、こういった意見もあるんだなくらいに受け止めて貰えると幸いです。
マルチタスクボタンで簡単スクリーンショット撮影
実はZenFone3に搭載されている機能の中で一番コレがお気に入り。ホームボタンの右にあるマルチタスクボタンを長押しするだけで、スクリーンショットが簡単に撮れてしまいます。
ボリュームダウンボタン + 電源ボタンを同時押ししてスクリーンショットを撮影する機能もありますが、個人的に結構タイミングがシビアで、ロック状態になってしまったり、スクリーンショットにボリュームスライダーが映り込んでしまうことが多々ありました。
どんくさいだけじゃないかと言われたらそれまでですが、よく考えてみてください。ボリュームダウンボタン + 電源ボタンを長押しする方法ではどうしても片手でスクリーンショットを撮影できません。
しかし、マルチタスクボタン長押しだけで撮影できれば、片手で気軽に撮影できますし、ボリュームスライダーが映り込んだり、画面がロック状態になるなんて悲劇は二度と起きなくなります。
もうこの機能が狂おしいくらいお気に入りです。
ただできることなら、フロント下部のバックボタン、ホームボタン、マルチタスクボタンにバックライトを付けて欲しかったですね。慣れていないと暗いところでの操作に戸惑ってしまいます。
番外
外観編で紹介しておけよと突っ込まれそうですが、ZenFone3の背面の加工は大変にエロいですね。鏡面加工最高です。
何とかしてカバー無しで傷を付けない運用をしていきたい物です。
まとめ
今回は個人的に気になった機能に焦点を当ててレビューしてみましたが、他にもたくさんの魅力的な機能が搭載されています。
電池持ちもかなり良いですし、この値段帯でこの出来のスマートフォンをリリースしてくるASUSには脱帽です。
抑えるところはきちんと抑える、痒いところに手が届くような機能を搭載、それでいながら本体価格は抑えめ。
自作最盛期の頃に、好んでASUSのマザーボードを購入していましたが、その時と基本的に、根本的な設計思想は変わっていないのだなぁと感じ取ることができて、なんだか懐かしくもうれしい気持ちになれました。