EPSON 、インクで利益を得るビジネスモデル脱却か、インク1年分のEW-M770Tをリリース
長年、インクジェットプリンターはインク代で利益を出すビジネスモデルを展開していました。
そのため、プリンター本体は安いけどインク代が高い、といった状況になっています。
時にはセールで買ったプリンターのインク代がプリンター本体の価格より高かったなんて話もあります。
プリンター本体の買い換えは頻繁に起こる物でも無いので、消耗品で利益を得るというビジネスモデルは、仕方が無いと思うのですが、消費者からはインク代が高いといった不満があがっています。
そんな中、EPSONが大容量のインクタンクを搭載した、EW-M770Tを発売し、このビジネスモデルから脱却しようとしています。
インクの容量は1年分
EW-M770Tはエコタンク方式を採用しており、インクの補充はボトルから行うものになっています。
従来のインクジェットプリンターのインクはカートリッジ方式となっているため、丸ごと交換することになりその結果、インク代が高くなる問題がありました。
しかし、EW-M770Tではカートリッジ毎交換する必要がないので、その分価格を安く抑えることができています。
それに加えて、1回のインク交換で印刷できる枚数も桁違いで、カラーインクなら約5,000ページ、ブラックインクなら約8,000ページ、フォトブラックインクなら約11,500枚印刷可能となっています。
これだけの容量があれば、1年1回の交換で済むので従来のプリンターよりランニングコストを抑えることができますね。
まとめ
インクジェットのランニングコストの高さ、インク交換の頻度からレーザープリンターに移行した僕ですが、EW-M770Tは結構良さそうですね。
一般家庭に限らず、カラーレーザーは高くて購入できない企業によっても良い選択肢かもしれません。
発売日は3月2日。発売が開始されればすぐに売り切れそうな予感がします。
Source: EPSON