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Jayfi BLINKBASS をレビューしてみました
Twitterなどで密かに話題を呼んでいる、JayFi BLINKBASS JEB-101を頂きましたので、実際に利用してみた際の感想などをまとめたいと思います。
テスト環境
- Xperia X Compactのヘッドフォン端子へ直接接続
- 音楽ソースはSpotify
- 利用シーンは、朝夕の電車内
アルミ製ハウジング
本製品はハウジングの素材として、アルミを採用しており、手にもってみると重量感を感じます。
しかし、実際に装着してみると重量感は気になりません。見た目もシックな感じで大変良いです。
ハウジングの材質によって音質向上は期待されるか
ハウジングの材質が音質に与える効果については、様々な論争が繰り広げられています。
個人的には、共振周波数はその物体の寸法に左右されますので、イヤホンくらいのサイズであればそこまで大きな差は生じないと考えて居ます。
付属品
付属品は、専用ポーチとイヤーピースのセット。この値段帯でポーチが着いてくるのはありがたいところです。
絡まりにくいコードと、工夫されたプラグ
他にもいろいろなイヤホンを使ってきた中で、コードが絡まりやすいという悩みがついて回っていたのですが、BLINKBASSは絡まりにくいので、ポケットから取り出しても直ぐに使えます。
その分コードが細くなっていますので、断線には注意しないといけませんが・・・ 持ち運ぶときは付属のポーチに入れないとだめですね。
プラグは良くあるI字型や、L字型ではなく、Y字の片割れのような形を採用しています。
実際に使って見ると、この形状って取り回ししやすいんですよね。こういった何気ない工夫も高ポイント。
実際に使用してみて
本製品はカナル型のイヤホンですので、装着すれば周りの雑音が小さくなるので、その分音楽に集中できるので良いですね。
僕が良く聞く音楽としては、ロック、EDM、洋楽HipHopが主ですので、どちらかというと低音寄りの音楽をよく聞きます。
今回のテストでは、SpotifyのAcid Black Cherry再生リストに登録されている物をひたすら聴いていました。
実際に聴いてみると、低音は少し丸みのある低音で、ドンドンと響く感じがしないため、長時間聴いていても疲れません。
ただ、低音至上主義の人からすると、少し物足りないかも知れません。
次に目立ったのが、ハイハットをはじめとした高音の鳴り。イヤホンによっては耳に刺さるような高音を鳴らす物もありますが、本製品ではそのようなことはなく、伸びが良いです。
中音域については、少し物足りないところも感じますが、全体的に見ると中々良いイヤホンに仕上がっています。
まとめ
当初はあまり聞いたことのないメーカーのイヤホンでしたので、どんな音が鳴るのか想像も付きませんでしたが、実際に使って見るととっても良い感じ。
特にハイハットの音がきれいに出ていてかつ、聴いていても耳が痛くならないという点には非常に驚かされました。
似た系統の製品をあげるとしたら、SENNHEISER IE60あたりでしょうか。全体的にマイルドで聞きやすい音作りをしてくれます。
個人的に、JayFi BLINKBASSはZero Audio以来の大ヒットです。
手頃な値段ながら、パフォーマンスが高いイヤホンって中々巡り会えないんですよね・・・ 今のところはAmazon専売のようですが、これから先店舗展開などはあるのか気になるところです。