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RATOC Systems USB 3.1 Gen2対応HDDケースを使ってみた

RATOC Systems USB 3.1 Gen2対応HDDケースを使ってみた

2017年2月28日
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RATOC Systems USB 3.1 Gen2対応HDDケースを使って見た

NTT-X StoreのX dayセールで、RATOC SystemsのUSB 3.1 Gen2対応の2.5インチHDDケースが安くで売っていたので買ってみました。

USB 3.1 Gen2、USB 3.0両対応の良ケース

家のMacProのストレージ不足、普段持ち歩いている12インチMacbookのストレージ不足を一挙に解決できる手段を探していました。

そんな中、目に付いたのがこのRATOC SystemsのHADケース。

ケース側のインターフェースはUSB 3.1 Gen2のみ。両端がUSB 3.1 Gen2のケーブルと、片方がUSB 3.1 Gen2で、もう片方がUSB 3.0(Type A)のケーブルが付属します。

これで、USB 3.0(Type A)、ThunderboltポートしかないMacProと、USB Type CポートしかないMacbook両方でシェアすることができます。

組み立ては至って簡単

組み立て方は至って簡単で、ケース裏のネジを2つ外して、上部ケースをスライドさせます。

すると基板が出てきますので、そこにSATA接続のSSDもしくはHDDを装着して、ケースに戻してネジ留めして終わりです。

空けてびっくりなのが、基板が非常にシンプルなこと。これできちんとした速度が出るのでしょうか・・・

今回は、crucialのMX300を搭載してみました。

パフォーマンステスト

今回はmacOSでのみ使用するので、Mac OS Extended (Journaled)でフォーマットして、Blackmagic Disk Speed Testを使ってテストしてみました。

MacProの場合

公称のシーケンシャルリードが530MB/s、シーケンシャルライトが510MB/sなので、それと比べるとスピードは遅いですが、MacPro側はUSB3.0ですので、こんなものかといったところでしょうか。

USB3.0でも理論値は5Gbpsですので、500MB/s台を叩き出せるはずですが、理論値はあくまで理論値。

これくらいのスピードであれば、問題無く利用できます。

参考までに、MacProの内蔵ストレージの速度がこれくらい。シーケンシャルライトは内蔵ストレージの約53.4%、シーケンシャルリードは約36.4%といったところですね。

Macbookの場合

さてMacbookに接続するとどうでしょう。

MacProと接続したときと比べ、シーケンシャルライトはほぼ変わらず、シーケンシャルリードは約106.9%ほどといった結果になりました。

少しは早くなるかなと思ったのですが、あまり変化は見受けられませんでした。これはケース側の限界なのかもしれませんね。

まとめ

カタログスペックほどのスピードは出なかった物の、実用には問題無いレベルのスピードで利用することができるようで安心しました。

当初のMacProとMacbookとの共有もスムーズに行うことができて満足です。

USB Type-C接続の外付けHDDが欲しいけど、ちょっと高いし・・・ と感じている方は、このケースを利用すると良いかも知れません。

筐体もアルミなので、冷却性能もばっちりですよ。SSDを搭載すれば、持ち運びにも安心なポータブルストレージのできあがりです。

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