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GSuiteアカウントでWindows 10へログインできるように、GSuite 管理コンソールからWindowsデバイスを管理する機能更新
GSuiteを契約していれば、Android、iOS、Chrome、JamboardデバイスをGSuite管理コンソールから管理できるのですが、今回のアップデートでなんとWindows 10デバイスも管理できるようになりました。(ただしまだβ版)
これにより、GSuiteの管理者は組織のWindows 10デバイスに対して、以下のような管理が可能となります。
- GSuiteアカウントを利用して、Windows 10へログインできるように
- SSOでアプリやサービスに簡単にアクセスできるように
- フィッシング対策、ハイジャック対策、疑わしいログイン検出技術を使ってアカウントを保護できるように
- 組織のWindows 10デバイスのコンプライアンスポリシーに準拠させられるように
- 特定のネットワーク要件無しに、クラウドからWindows 10デバイスに対してワイプやデバイス構成の更新をプッシュできるように
GSuiteアカウントでWindows 10ログインとSSO実現!
なんとなんと・・・ まさかのIntuneやAzureADを使わずにWindows 10デバイスでSSOが実現可能になるとは・・・
GSuiteブログで実際にWindows 10ログインプロンプトにGSuiteアカウントを追加できる様子が上げられています。
さらにOSのログインだけでなく、SSOを使ってアプリやサービスに簡単にアクセスできるようにもなる素敵仕様。
キッティング時に組み込めるかは分かりませんが、今までAD(AzureAD)、Intuneが当たり前とされてきたWindows 10デバイス管理に対して、Googleが一石を投じてきただなんて・・・
これでmacOSデバイスもDEPを組み合わせた管理ができるようになると最強のプロダクトになりそうですね。
ただしEnterpriseプランでのみ利用可
iOSやAndroid、Chrome、Jamboardデバイスの管理はGSuiteのBasicもしくはBusinessでも可能でしたが、Windows 10デバイスを管理したい場合はEnterpriseプランもしくはG Suite Enterprise for Education、Cloud Identity Premiumの契約が必須とのこと。
昨年にGSuiteアカウントのライセンスが跳ね上がったことから、中小規模での導入は少しハードルが高いですが、大企業やグローバル企業であれば導入のうま味はありそう。
(主にAD、AzureAD脱却で)
Basicとはいいませんが、Businessでも利用可能となれば、中小企業のデバイス管理が爆速で効率化できるのでBusinessプランにも開放して欲しいですね・・・
Source: GSuite Updates