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UGREEN Mac mini M4/M4 Pro専用USB-Cハブで拡張性を大幅にアップ

UGREEN Mac mini M4/M4 Pro専用USB-Cハブで拡張性を大幅にアップ

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本記事はUGREEN様よりご支援いただいております。

以前、生成AI用としてM4 Mac miniを購入し、内蔵ストレージを換装してコストを抑えながらMac miniのストレージ容量増設を試してみました。

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内蔵SSDを交換する方法は交換用のパーツ購入まで含め、中級~上級者向けの方法なので、少々ハードルが高い作業でした。

初心者でも手軽にストレージを増設できる方法は何かないかなぁと思っていたところ、UGREENよりMac mini M4/M4 Pro専用に設計されたUSB-Cハブが発売されたので、試してみてほしいと連絡がありました。

そこで、ちょうどMac mini M4も持っていたことですし、実機をもとに使用感をチェックしてみました。

Mac mini M4にNVMe SSDを接続しつつ、インターフェースを拡張する専用設計のドッキングステーション

UGREEN Mac mini M4/M4 Pro専用USB-Cハブで拡張性を大幅にアップ

今回発売されたドッキングステーションはMac mini M4と同じシルバーメタリックデザインが採用されており、Mac mini M4と非常に調和の取れた作りとなっています。

本体自体にサンドブラスト処理が施されていますが、さすがにMac mini M4と完全に同じというわけではなく、Mac mini M4と比べると手で触ったときのザラつきの粗さの粒度の違いを感じられます。

ただ、デスク上に設置したときの感じは同じ色に見えるのでしっかりとした統一感があります。

Mac mini M4と接する面はシリコンが採用されているため、指で押してもずれないですしMac mini M4に傷がつかないようになっているのでいい感じ。

また、電源ボタンに接する面には切り込みが入っているのでドッキングステーションの上にのせたままでも電源ボタン操作が可能です。

UGREEN Mac mini M4/M4 Pro専用USB-Cハブで拡張性を大幅にアップ

ドッキングステーションとの接続は2本のUSB-Cケーブルで接続するようになっており、長さもちょうど良いのでケーブルがたわむこともないので、いかにも専用設計!と感じさせられます。

背面のThunderbolt 4ポートが2つ占有されるので、exoを使ったスタックを組む場合は使えないですが、単体で利用する分には問題なさそう。

Thunderbolt 4ポートが2ポート犠牲になる代わりに、3.5mmコンボジャックとシングルディスプレイ時は最大4K 240Hzで動作するDisplayPortが1つ、10Gbpsに対応したUSB-Aポートが2つと、10Gbpsに対応したUSB-Cポートが背面側で利用できます。

UGREEN Mac mini M4/M4 Pro専用USB-Cハブで拡張性を大幅にアップ

背面の拡張だけでなく、前面にも10Gbpsに対応したUSB-Aポートが2つと、最大転送速度170MB/sに対応したSDカードスロットと、microSDカードスロットが備わっています。

Mac mini M4はデスクトップ向けのmacOSデバイスとしては、個人的にも非常に気に入っていますが、背面はThunderbolt 4ポートが3ポート、前面は10Gbps対応のUSB-Cが2つと、すべてUSB-Cポートなんですよね。

僕らみたいなガジェットオタクであっても、オールUSB-Cポートは少々厳しいのが正直なところ。

外部ディスプレイを2枚以上接続する際も、USB-C対応もしくはUSB-C<->DisplayPortケーブルを購入しないといけないので少々面倒。

ですが、このUGREENのドッキングステーションを使えばフルサイズのDisplayPortが搭載されているので、モニター付属のケーブルで完結する点は非常に良いですね。

インターフェースを拡張するだけではない!NVMe SSDも搭載可能

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このドッキングステーションの強みは、インターフェースの拡張だけでなく、背面にNVMe SSDを搭載することで、Mac mini M4のストレージ容量を簡単に拡張できる点にあります。

背面のカバーのねじをドライバーで外すだけで簡単にアクセスでき、M.2 2230/2242/2260/2280サイズに対応したNVMe SSDのエンクロージャーとしても利用できます。

UGREEN Mac mini M4/M4 Pro専用USB-Cハブで拡張性を大幅にアップ

実際に搭載して起動してみると、ちゃんと認識してくれてフォーマットすればそれだけで簡単にディスク容量拡張できちゃいます。

もちろん外付けのエンクロージャーを用意すれば同じようなことができますが、ドッキングステーション自体がNVMeエンクロージャーとして機能するので、卓上が非常にコンパクトにまとまります。

NVMe SSDのパフォーマンスをフルで発揮できるわけではない

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いいことづくしのように見えますが、1点だけ残念な点があるとするとエンクロージャーの速度上限です。

今回はカタログスペック上、最大読み取り3,450MB/s、最大書き込み3,100MB/sのFireCuda 510 1TBでテストしてみましたが、BlackmagicdesignのDisk Speed Testでは読み込みが842.6MB/s、書き込みが857.9MB/sに。

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メインのストレージは読み込みが2906.1MB/s、書き込みが2831.2MB/sなので、メインストレージ比で約30%程度のパフォーマンスしか出ません。

とはいえ、データの退避先としては十分なパフォーマンスを発揮しているので、取り込んだ写真だとかドキュメントを置く場所としては何ら問題ないので、高速アクセスが不要なデータを置く場所として利用すると良さそうです。

Mac mini m4のデザインにフィットした良さげなドッキングステーション

UGREEN Mac mini M4/M4 Pro専用USB-Cハブは、インタフェースやストレージ周りが少し弱いMac mini M4を簡単に拡張しつつ、コンパクトなデザイン性を崩さないので、個人的にもかなりお気に入りのドッキングステーションとなりそうです。

Mac mini M4をメインPCとして利用したいけど、ストレージ容量を増やすには予算が・・・とか、ミニ周りにUSB-C対応の外部機器が無いんだよなぁ・・・という方にはかなりオススメなドッキングステーションだなと感じました。

もし、Mac mini M4/M4 Proを買ったはいい物の、外部インターフェースが物足りないなとか、ストレージを増量したいけど、外付けHDDを別途つなぐとごちゃつくしなぁ・・・と感じている方は是非試してみてほしい逸品です。