KS-PRO 、ARM で動くWindowsを搭載したUMPCがIndiegogoでプロジェクトスタートへ
Windows 10が搭載されたUMPC、GPD Pocketの資金調達が順調に進んでいる中、新たにKS-PROと呼ばれるUMPCが登場しました。
GPD Pocketとはまたひと味違うUMPCに仕上がりそうで、こちらもかなり期待できる製品です。
ARMで動作するWindows 10を搭載へ
GPD PocketはAtomで動作していますが、このKS-PROはQualcommのSnapdragon 835で動作します。
これは昨年に発表された、ARM上で動くフルWindows 10が動作することを意味します。
ARMプロセッサでありながら、x86_64互換があるため、Photoshopなども普通に動くようです。
スペック
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メモリは8GB、ストレージは128GB搭載とモバイルノートPCとしては必要十分なスペックです。
さらに注目すべきは、3G/4G LTEに対応しているところでしょうか。
GPD PocketにSIMスロットが搭載されませんでしたが、KS-PROでは搭載されているという点は大きなアドバンテージになりそうです。
日本向けモデル有り
GPD Pocketが日本で大きな話題を集めた結果からなのかは分かりませんが、KS-PROには日本語版が存在するようです。
日本語キーボードと、バッテリ容量を2倍に出来る専用ケースが付いてくるようです。
価格は600ドルとGPD Pocketと比べると200ドルほど高くなっています。
まとめ
UMPCの名器と言えばVAIO Type Pが挙げられます。
残念ながら、GPD PocketもKS-PROもVAIO Type Pの後継になることは叶いませんが、再度UMPC熱が再燃してきたのは、ユーザーにとってうれしいニュースですね。
現在中国では、小型端末やタブレット機にAtomを採用してきましたが、SnapDragon 835の出来と価格によっては、AtomからSnapDragon 835へ切り替わっていくかもしれませんね。
Source: Indiegogo