Chrome 57からバックグラウンドタブによる電力消費量を削減
Chrome 57より前のバージョンでは、バックグラウンドタブに対するタイマーイベントの発行数が多いため、電力消費量があがっていました。
そこで、Googleは新しいスロットリングポリシーに従い、バックグラウンドでCPUリソースを多く消費した際に、CPU使用率が平均1%になるようにタイマーを遅延させるようです。
ただし、動画視聴など、オーディオを再生しているタブやWebSocket、WebRTCなどのリアルタイム接続を維持しているタブについては、対象外となります。
この新しいスロットリングポリシーのおかげで、バックグラウンドタブの負荷が25%ほど軽減され、その分電力消費量が少なくなるようですね。
まとめ
Webコンテンツがどんどん豪華になるにつれ、ブラウザのCPU使用率などが上がってきており、そのせいでノートPCのバッテリーが持たない何て現状が当たり前になってきた今日この頃。
一昔前は、低スペックパソコンの使用用途はWEBブラウジング!なんて言っていましたが、今ではWEBブラウジングをするにもそれなりのスペックが要求されています。
ここでChromeがブラウザへの負荷を低減させる措置を取ってくれたのはありがたいですね。
他のブラウザなどもChromeに追従するのでしょうか。
Source: Google Developers Japan