Internet Explorer 11 の6月累積パッチを適用すると、一部メニューが英語化する
Internet Explorer 11の6月累積パッチを適用すると、インターネットオプションの一部が英語化する症状が確認されました。
中途半端に英語化される
全ての項目が英語化されたわけではなく、一部のメニューだけが英語化されているという不思議な状況。
英語化されている項目は下記の通りです。
6月累積パッチ未適用 | 6月、7月累積パッチ適用済み |
---|---|
インターナショナル * | International * |
サーバーの証明書失効を確認する * | Check for server certificate revocation * |
証明書のアドレスの不一致について警告する * | Warn about certificate address mismatch * |
統合Windows認証を使用する * | Enable Integrated Windows Authentication * |
履歴およびお気に入りの使用しないフォルダーを閉じる * | Close unused folders in History and Favorites * |
サードパーティ製のブラウザー拡張を有効にする * | Enable third-party browser extensions * |
最初は設定項目から消えた・・・?と思っていたのですが、よくよく見てみると一部項目が英語化されており、設定項目のソート順が変わっていたようです。
確認できたところでは、上記項目が英語に変わっている模様。
7月の定例パッチでも直っていないので、Microsoft側が問題を認識していないような気がします。
実際の比較も作成していますので、あわせて掲載します。
まとめ
現状この問題の対処方法は存在しません。6月の累積パッチを手動でアンインストールしても、英語化されたメニューはそのままになります。
次回の累積パッチで当該部分が修正されれば直るかとは思いますが、それまでは一部英語化されたまま使うしか無さそうです。
最近のMicrosoftのパッチの品質レベルの低さには困った物ですね・・・
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