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[PR]LiteXim QW-07 をレビュー!ノイズキャンセリング機能付き、ワイヤレスヘッドホン

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LiteXim様より、ノイズキャンセリングワイヤレスヘッドホンを頂きましたので、早速レビューしていきたいと思います。

QW-07はBluetooth 4.1に対応したワイヤレスヘッドホンですが、完全ワイヤレス型ではなく、別途ケーブルが付いており、スタイルに合わせて無線と有線を切り替えて利用できるスタイルの製品です。

また、apt-Xに対応しているため、apt-Xに対応した機種とペアリングすると、低遅延でかつ高音質で音源を再生することができます。

幸い、手持ちのGalaxy Note8、SC-01Kはapt-Xに対応しているので、apt-Xを体験することができます。僕にとっては、初めてのapt-X対応スマホなので、テスト結果が非常に楽しみです。

本体ディテール

LiteXim QW-07はポータブルヘッドホンとなるよう意識しているためか、コンパクトに折りたたんで持ち運ぶことができるようになっています。

グリルはガンメタリック仕様で、中央にブランドロゴである「LiteXim」が施されています。左のグリルには電源ボタンが、右のグリルにはANC(Active Noise Cancelling)スイッチがそれぞれ搭載されており、

右ハウジング下部に有線ケーブル接続口が、左ハウジング下部に充電用のmicroUSBポートがそれぞれ搭載されています。

装着感はすこし強めにホールドされているので、いつも利用しているヘッドホンより一段階ほど緩めて使うとちょうど良いかも知れません。

また、持ち運びを配慮した頑丈なトラベルケースも付属されています。トラベルケースについては黒1色の非常にシンプルなケースです。

かなりしっかりとした作りになっているため、鞄の中にさっと放り込んでも、ヘッドホン自身を十分に保護してくれるのでありがたい配慮ですね。

急いでいるとどうしても乱雑に鞄の中に放り込んでしまうクセがある僕にとっては本当にありがたい。

目玉機能、ANC(アクティブノイズキャンセリング)

このQW-07は低価格ながらも、ANC(アクティブノイズキャンセリング)機能を搭載しており、外部の騒音をカットして音楽を楽しめるようになっているとのこと。

このアクティブノイズキャンセリング機能は、メーカーご担当者様によると、本体自身を充電する必要はあるものの、無線でも有線でも利用できるようになっているとのこと。

正直なところ、この価格帯でワイヤレス機能とノイズキャンセリング機能を実装できるものなのか・・・?と感じていましたが、届いた商品を見る限りしっかりと実装されているようです。

Bluetoothペアリングには少し注意が必要

QW-07の電源を入れると自動的にペアリングモードで立ち上がってくるので、接続先のデバイスでQW-07を指定すればペアリングできるのですが、デバイス名はQW-07ではなく、「Quiet World-07」と表示されるので注意が必要です。

Bluetoothなどを搭載した無線デバイスで一番気になるところは技適マークですが、僕自身も気になったため、LiteXimご担当者様に確認したところ、「R 204-620082」として申請されており、総務省のサイトで検索したところ、相互承認設計承認として、2016年3月24日にShenzhen Bestek Electric Co., Ltd.がBT (BR/EDR): F1D, G1D 2402-2480MHz (79 ch) 1.0mW/MHz、BT (LE): F1D 2402-2480MHz (40 ch) 1.2mWの認証を受けていることが分かりました。

取扱説明書にも技適マークが掲載されていましたので、安心して使えそうです。

早速聞いてみる

それでは早速Bluetooth経由でいくつか曲を再生してみます。ここでは、つい最近レビューしたBose SoundSport Free wirelessの時と同じ曲を再生してみます。

低音と高音域(ハイハットの音)を評価


まずは低音の鳴りと、ハイハットの音を確認するため、ドラムンベースのイケてるバンド、Pendulumの「Blood Sugar」を再生してみました。

いやー!久しぶりです・・・!このドンシャリタイプのヘッドホン・・・!昔からゼンハイザーのヘッドホンや、ヘッドセットを使っていたので、結構ドンシャリ型好き何ですよね。

バスドラムは頭の中を揺さぶってくれるくらいしっかりと鳴ってくれます。ただ、ハイハットのような高音については、少し籠もって聞こえているためBose SoundSport Free wirelessと比べると、そこまではっきりと再現はできていないというか、音の解像度と言えば良いのでしょうか、解像度が少し粗く感じますね。

中音域の評価

前回と同じくアニソンからは、マクロスΔの挿入歌である、ワルキューレの「いけないボーダーライン」と、「時をかける少女」の挿入歌である、奥華子の「変わらないもの」でテストしてみました。

まずはいけないボーダーラインを聞いてみたのですが、中音域も高音域ほどでは無いのですが、少し解像度が低いかなぁと感じます。特にドラムの音とボーカルの音が重なったところでその違いが顕著に出ます。

ただ、まったくダメなのかと言われればそうでもなく、Bose SoundSport Free wirelessに慣れてしまったが故により違いがはっきりしているのだと思います。

続いては「変わらないもの」。こちらはピアノ伴奏と女性ボーカルという組み合わせで、より一層中音域が目立つ曲になります。やはりボーカルの音の解像度が低く感じますし、ピアノの和音、特にマイナーコード部分ではより解像度の低さが目立ってしまいます。メジャーコードについてはそこまで気にはなりませんが、BOSEの音作りになれているとその違いに気付いてしまうかも知れません。

ドンシャリ型の一番苦手とする音域なので、少し意地悪なテストになってしまいましたね・・・

あれもしかして・・・?

いけないボーダーラインを聞いているときに気が付いたのですが、QW-07ってシンセサイザーの音はそこまで苦手ではないのでは?と感じる部分がありましたので、バッチバチにシンセサイザーが使われている、Janne Da Arcのダイヤモンドバージンでテストしてみました。

あれあれあれ?かなりしっかりと表現できてるぞ?何だか隠れた一面を垣間見たような・・・
それならもっとバッチバチなエレクトロならどうだと思い、

電気グルーヴのshangri-laならどうだ!と思い聞いてみました。どうやらいけないボーダーラインで気付き、ダイヤモンドバージンで垣間見た、LiteXim QW-07の隠れた一面は揺るぎのない物でした。

こう言うと失礼かも知れませんが、超意外です。すごく聞いてて気持ちよく鳴らしてくれます。エレクトロをよく聞く人にはすごく賢い選択かも知れません。

他にはcapsuleのWave Runner、CONTROLも超良い感じです。ほんと隠れた逸品たるやもしれません。

ノイズキャンセリング機能の実力は?

さて、QW-07にはアクティブノイズキャンセリング機能が実装されているわけですが、どれくらい機能してくれるのか気になりますよね。

音楽を聴いていない状態で、ACNモードをオンにして、空気清浄機F-VXJ35のターボモード状態で動かしてみたところ、完全に遮断できる訳ではありませんが、かなり低減してくれて結構驚いています。

さらに、サーバーを冷やすために使っているサーキュレーターをフルパワーモードにして、同じく試してみましたが、こちらは空気清浄機と違ってかなりの音を遮断してくれています。

低音は処理できないけど、比較的高めの音は遮断できるといった感じでしょうか。

ただ、このACNモードをオンにすると幾分か音質を犠牲にすることになってしまいます。どうしても全体的に音の表現域が狭まる、解像度が低くなるように感じます。低音についてはそこまで気になるほど変化は出ないため、ドンシャリ感がマイルドになるようなイメージです。

もともと電車の中などの周りがうるさい環境で、少しでもノイズを抑えて音楽を楽しむ機能なので、ここの部分については致し方ないですね。

まとめ

当初この価格帯でワイヤレス機能とノイズキャンセリング機能の両方を実装できるものなのか、と考えていましたがキチンと実装されていることが確認できました。

音作りについてはドンシャリ感+αと少し尖った物でしたが、聞く音楽のジャンルによっては価格以上のパフォーマンスを発揮してくれるので、かなり頑張っている印象を受けました。できればAmazon専売では無く、eイヤホンの様な専門店で実機を試せる機会があれば、購入する際にもう少し安心できるのですが、それについては少し難しいかもしれませんね。

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なお、BluetoothやWi-Fi、3G/4Gなどの無線機能を搭載した製品については、事前に技適にパスしているかどうか必ず確認させて頂きますので、ご容赦の程よろしくお願い致します。
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