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とにかく安くでAPEXがプレイできるPCが欲しい
最近人気のバトルロワイヤル形式のFPSゲーム「APEX Legends」を皆さんご存じでしょうか。
筆者も妻に誘われて遊び始めて見事にはまったクチで、ゲーム用サブPCを組んで今日も楽しくどハマり中。
そんなAPEX Legendsですが割と要求スペックが厳しめでして、筆者もなんだかんだで流用パーツ除いて20万円くらいかけて組んだ経緯があります。
半導体需要についてはある程度落ち着いてきた物の、今度は急激な円安でPCパーツが値上がりしそうな中で、何とか少し古めのPCを使い回して費用を抑えつつAPEXをプレイできるPCを組めないか、と考えている方もいるのではないでしょうか。
実際にやってみました
東京の家以外に大阪に拠点があるのですが、大阪に居る間の余暇をAPEXで潰せないかなぁと思っていたのですが、昔事務用で利用していたCore i3-8100なマシンが出てきました。
Core i3シリーズではあるものの、当時Core i3-8100の事結構褒めちぎっていたことを思い出し、このマシンにGPUを追加してみるかと試みました。
PCI-e 4.0対応マザーではない
利用していたマザーボードがMSI Z370 PC Proで、こちらはPCI-e 3.0までしか対応していないといいますか、そもそもCore i3-8100がPCI-e 4.0をサポートしていません。
なので、わざわざPCI-e 4.0なグラボは買う必要は無く、PCI-e 3.0で動作してかつ安いグラボを買えば良いのだ、と探していた結果「GeForce 1650 GTX」にたどり着きました。
とりあえずVRAMは4GBありますし、ミドルクラスでかつ比較的安くで購入できるのでゲーム設定を落とせば何とかなりそう、という感じ。
早速購入してCore i3-8100マシンに搭載してテストプレイしてみました。
デフォルト設定だとロビー画面ですら遅延でまくり
いざ起動してみると重たすぎて話にならないレベルで、GPUよりCPUがだいぶ辛そうな感じ。
ビデオ設定を何とか開いてみるとVRAMを見て判断したのか、デフォルト設定値が結構高めだったので、以下の値に変更してみました。
項目 | 値 |
画面モード | フルスクリーン |
解像度 | 1600 x 900 |
垂直同期 | 無効 |
NVIDIA Reflex | 有効 |
アンチエイリアス | TSAA |
テクスチャストリーミング割り当て | 高(VRAM 4GB) |
テクスチャフィルタリング | トライリニア |
アンビエントオクルージョン品質 | 中 |
サンシャドウ範囲 | 低 |
サンシャドウディテール | 低 |
スポットシャドウディテール | 低 |
空間光 | 有効 |
ダイナミックスポットシャドウ | 有効 |
モデルディテール | 低 |
エフェクトディテール | 低 |
衝撃マーク | 低 |
ラグドール | 低 |
ここまで設定すればマッチ開始時の負荷はこんな感じに。
マッチ開始時はドロップシップからのスタートで、描画すべきオブジェクトが多いため、かなり負荷が高くなります。
特に描画する物が多そうなSTORM POINTでは、ゲーム中ステータスでは70~80FPSを行ったり来たりします。
ただ降りてさえすれば、100~120FPSくらいをキープするため、そこまで違和感なくプレイが可能です。
もちろんこの状態でOBSを回すなどは到底敵いませんが、Core i3-8100とGeForce GTX 1650の組み合わせでもAPEX Legendを十分プレイすることは可能でした。(流石にCPU周りを攻めすぎた感じはありますが・・・)
普段の環境が240FPS張り付き環境なので、少し違和感はあるものの全くプレイできない、という訳ではないので結構良い収穫でした。
普段の240FPS張り付きなメインゲーミング環境ではなく、今回のCore i3-8100とGeForce GTX 1650環境で初ハンマー取れるのは複雑ではありますが、普通にプレイできるスペックなのだという証左にもなりますね。
メニュー画面や、カジュアルマッチでマップが変わったタイミングで急激に重たくなることがありますが、プレイ中は滅多にそんなこと起きないので、そこは安心してもらっても良いかなぁと。
正直予算に余裕があるのであれば、Ryzen 5600XとGeForce RTX 3060くらいの環境を揃えるべきですが、予算に限りがあって・・・ でもAPEXはプレイしてみたくて・・・!という方であればGeForce GTX 1650は割とオススメですね。