次期iMac はXeon-E3を搭載か、よりMacProに近づく?
Appleのメインストリーム向け製品である液晶一体型のiMac。
バリバリにスペックアップした、27インチCTOモデルであれば、MacPro Late 2013の最下位モデルに肉薄するほどの性能を秘めています。
そんなiMacですが、次回のアップデートでは何とCPUにXeon-E3を搭載する、なんて噂が出回っているようです。
Xeon E3-1285 v6を搭載か
次期iMacにはKaby Lake世代のワークステーション向けCPU、Xeon E3-1285 v6が搭載されるようです。
インテルはまだXeon E3-1285 v6について正式な発表はしていませんが、Xeon E3-1280 v6とIntel HD Graphics P630を統合できたようです。
内蔵グラフィックスを統合することで、どのような影響がでるか見えませんが、ベースとなるXeon E3-1280 v6は、4コア8スレッド、ベースクロックが3.90GHz、ブースト時のクロックが4.20GHzと、Xeon E3の中では最上位のモデルになります。
家のサーバーにもXeon E3-1280 v6を使っているのですが、なかなかのパフォーマンスを発揮してくれます。
ゲーム向けCPUではありませんが、3D CADなど業務向けの重たい作業には非常に大きな効力を発揮してくれます。
メモリは最大64GBまで搭載可能に
CPUにXeonを搭載することで、ECCメモリを搭載できるようになります。
そのおかげで、64GBのメモリを搭載できるようになります。
ただ、非公式ではありますが、現在のiMacでも64GBのメモリを搭載できるのですが。
Thunderbolt3搭載へ
新型のMacbookProにも搭載された、Thunderbolt3。
Thunderbolt3は、電源、USB、DisplayPort、HDMI、VGAを1本のケーブルで代用することが出来ます。
ただ、iMacの電源についてはThunderbolt3では対応できないので、ACアダプタは無くなりそうにありません。
20V 5Aで100Wまでであれば、供給可能ですがXeon E3-1285 v6(Xeon E3-1280 v6と同じ物として)のTDPは72Wあるため、それだけでももうカツカツです。
それに加えて、メモリ、ストレージ、液晶への電源供給と考えると、流石にきついですもんね。
まとめ
次期MacProのアップデートに、今回の時期iMacのアップデート。
Appleのデスクトップ向け製品への力の入れようが見て取れます。てこ入れでしょうか・・・?
どちらにせよ、Macユーザーの僕にとってはこのアップデートはありがたいですね。
Source: MacRumors