Linux Kernel 4.11 がリリースへ、Intel Gemini Lakeのサポートなど
3月の初頭にRCがリリースされてから2ヶ月ほどが経ちましたが、ついにLinux Kernel 4.11の正式版がリリースされました。
アップデート内容
- SSDに対するスケーラブルなSwappingを実装
- 新しいperf ftraceツールを実装
- OPALドライブのサポート
- SMC-R(Shared Memory Communications-RSMA)プロトコルのサポート
- MD RAID5のジャーナルサポート
- statx()システムコールの置き換え
- Intel Gemini Lakeのサポート
まとめ
Intel Gemini Lakeは14nmプロセスルールで製造されたモバイル向けのCPUで、Atom x7-E3950やPentium J4205などのApollo Lake世代の次期モデルにあたります。
Apollo Lake自体、ひっそりと登場したので「あれ?まだApollo Lake出てないのに、もうApollo Lakeの後継モデルがでるの?」って思う方も居るかも知れませんね。
実はApollo Lakeは2016年の9月にひっそりとリリースされていました。小型ベアボーンを購入検討されたことある方であれば、Apollo Lakeがリリースされていることは知っているかも知れませんね。
Gemini Lakeは2017年の第一四半期にリリース予定とのことでしたが、Linux Kernelでサポートされたということは、市場に出てくるのももうすぐかもしれませんね。
Source: Slashdot