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Ryzen 7 1700 とMSI B350 TOMAHAWKの組み合わせで楽々3.6GHzにオーバークロックできる
先日、Ryzen 7 1700で自作PCを組んでみたのですが、なかなか快適です。
初期バージョンのBIOSだと、OSを再起動するたびに、USBポートに何も挿していないにもかかわらず、USBポートで電圧以上を感知したため、自動的にシャットダウンしますといったメッセージが表示され、少し困った状態になっていました。
しかし、BIOSを最新の物にアップデートしたおかげで、その問題も改善しました。
最新のファームウェアではRyzen 5に対する最適化も組み込まれていたようですね。
B350でも楽々OC
Ryzenのチップセットには、スモールファクター向けのA300とX300、そしてエントリークラス向けのA320、ミドルクラス向けのB350、ハイエンドクラス向けのX370の計5つのラインナップが存在します。
主に自作市場に流れるチップセットはA320、B350、X370の3種類になります。
この中でオーバークロックに対応しているのが、ミドルクラス向けのB350とハイエンドクラス向けのX370となります。
今回購入したMSI B350 TOMAHAWKは、製品名からも分かるとおり、B350マザーボードです。
コア電圧1.30V固定で、3.6GHzへオーバークロック可能
今回下記の構成で、自作PCを組んでみたのですが、
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コア電圧を1.30V固定にし、CPU動作周波数を3600(3.6GHz)に指定し、他は全てAutoにしたところ、難なく動作するようになりました。
CPU動作周波数を3800(3.8GHz)に指定しても普通にOSは立ち上がったのですが、負荷試験を行うとどうも動作が不安定になるようです。
3.8GHzで常用するにはもう少しきちんと弄る必要がありそうですね。
まとめ
もともとのベース周波数が3.0GHzのRyzen 7 1700。Ryzen 7シリーズの中では一番下のモデルではあるのですが、オーバークロック耐性もなかなかあるようで、簡単にオーバークロックして常用できちゃいますね。
Ryzen 7 1700XやRyzen 7 1800Xにどうしても目が行きがちですが、実は一番コストパフォーマンスが良いのはRyzen 7 1700なのかもしれません。
しかしこうオーバークロックして常用するってなんだかAthlon X2 5400+ Black Editionを思い出しますね。
Source: AMD