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VAVA-GE001 、光る英字配列のメカニカルゲーミングキーボードをレビュー
VAVAの光る英字配列メカニカルゲーミングキーボード、VAVA-GE001をご提供いただきましたので、レビューしてみたいと思います。
VAVAとは
前回紹介したTaotronicsブランドを持つ、SUNVALLEYTEK INTERNATIONAL社のブランドの1つで、主に白物家電を扱うブランドのようです。
少し横道にそれますが、Kickstarterでプロジェクトも公開しており、VAVA DASH CAMという車のダッシュボードに取り付けるカメラをリリースしたりしています。
VAVAが手がける初めてのゲーミングガジェット
VAVA-GE001は2017/04/27にAmazonでの取扱が開始された新製品で、VAVAが手がける初めてのゲーミングデバイスになります。
新製品のためか、まだVAVAのホームページにはVAVA-GE001の商品ページがありませんでした・・・
1680万色のカラースペクトル
VAVA-GE001の際立つ特徴として、キーをライトアップさせることができます。
1680万色のカラースペクトルを設定することで、キーボード本体を好きな色に光らせることができます。
ゲーミングデバイスでは、このように光らせるギミックが搭載されていることが多く、他社も光るデバイスを発売しています。
最初は自作PCのケースを光らせようといったムーブメントがドンドン拡大してきて、ついにはキーボードにまで至るといった感じでしょうか。
デフォルトでは、キーボードのカラーが一定間隔で変わり、さながらウェーブが起きているように見えます。
いくつか光らせるモードがあるのですが、その中でも気になったモードとして、タイプしたキーを中心に光が広がるモードで、例えばイベントなどでパフォーマンスとして活用するなんて事もできそうだなと感じました。
あらかじめ設定したキーだけを光らせることも可能ですので、FPSでキーバインドを設定したところだけ光らせるなんて事も可能です。
今ではもうプレイしていませんが、Counter Strike 1.6やCounter Strike:Sourceでは大いに役立ちそうですね。
プレイしていた頃にこのキーボードがあれば良かったのになぁ・・・ M4と間違えてAWP買ってしまったりなんて事が時々あったので・・・
フルキーボード、英字配列
VA-GE001JPですが、よくある日本語(JIS)キー配列ではなく、なんと英字キー(ASCII)配列なんです。
英字キー配列原理主義者の僕としてはもうこれだけで高評価なキーボードです。
テンキーが付いたいわゆるフルキーボードで、今メインで利用しているHHKB Proと比べると、非常に大きく感じます。
HHKB Proはコーディング向けなため、テンキー、Fnキーレスなので、当たり前と言えば当たり前なのですが。
全盛期と比べるとそこまでゲームをプレイすることも無くなりましたが、決して0に鳴ったというわけではありません。
コーディングなどではHHKB Proは非常に便利なのですが、ことゲームプレイとなると一気に不便になります。
その点、VA-GE001JPはフルキーボードなので、ゲームプレイに適したキーボードと言えますね。
キートップはUVコーティング済み
キーボードを長い間利用していると、キートップの文字が剥げてくることがありますが、VA-GE001JPではその対策として、キートップをUVコーティングしているため、文字の剥げを防いでくれます。
キートップが剥げてくるのが嫌で、普段使いのHHKB Proは無刻印モデルを利用していますが、UVコーティングしているのであれば、問題無さそうですね。
アンチゴースト機能を搭載した、青軸のメカニカルキーボード
VA-GE001JPは一般的なキーボードと違いアンチゴースト機能を搭載することで、同時キーストロークが可能となります。
また、キースイッチにはThermaltake Poseidon Z RGBでも採用されている、Kailh社の青軸となっています。
青軸を採用しているため、キーストロークは重く、スイッチ感もあり、かつキータイプ音が大きなキーボードです。
そのため、ハッキリとしたタイプが実現可能で、あぁキータイピングをしているんだな、と非常に強く感じることができます。
ゲームプレイ時にはあまり問題ありませんが、静かな場所、音を立てづらい場所での利用には不向きです。
また、キーボード内には鉄板が敷かれているため、キータイプして筐体がゆがんだり、キーボードが位置ずれするといったこともありません。
ですが、その分重量はキーボードにもかかわらず、1kg越えと重量級なキーボードです。
付属のキートップ引き抜き工具が使いやすい
VA-GE001JPにはキートップを簡単に引き抜ける工具が最初から付属しています。
この工具が驚くほど使いやすく、今まではFILCOの引き抜き工具を使っていたのですが、付属の物と比べると使いやすさは雲泥の差です。
使いやすくて良いのですが、スペースキーの取り外しだけに関してはちょっと苦労するかも知れません。
VAVA-GE001の評価
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まとめ
光るキーボード初体験でした。ゲーム時の演出だけではなく、特定キーを目立たせたりと、キーボードを光らせる実用性にも気付かされたので、非常に良い体験でした。
標準保証付きで英字配列のメカニカルキーボードが安くで買えるというのが本当にうれしいところ。
ゲーム用とだけではなく、イベントでのパフォーマンスや、コスプレの小道具としても使えるのでは、とも感じました。
VAVAブランドのゲーミングデバイスとしては初の製品だったVAVA-GE001。個人的には結構市場受けしそうな気がしますね。
ゲーミングデバイスメーカーの雄であるMadCatzが破産するといった、ショッキングなニュースが、ゲーミングデバイス業界周りで流れました。
VAVAのゲーミングデバイス参入で、業界が明るくなることに期待したいですね。
この度素敵なご提案をいただきました、VAVAのご担当者である、Dora Song 様に改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。