2024年9月19日に発売された鉄板トラックボールマウスの最新モデル、「Logicool ERGO M575SP」を皆さんはご存じでしょうか。
ITmediaにて先行レビュー原稿を執筆したのですが、この時に借りたモデルが自分にぶっ刺さったので、原稿執筆しながら個人用としてぽちったわけです。
目次
なぜハイエンドモデルのMX Ergo Sではなく、Ergo M575SPなのか
今回発売されたモデルは、ハイエンドモデルのMX Ergoの後継機である「MX Ergo S」と、Ergo M575の後継機である「Ergo M575SP」の2種類でした。
今回自分はあえて、ハイエンドなMX Ergo Sではなく、以下の理由から一般向けモデルのErgo M575SPを選びました。
- KVM付のモニターを使っているので、マウス側で接続先切り替えが不要
- 以前使っていたMX Ergoの本体がべたついてきたのが嫌だった
- MX Ergoの傾斜は傾けずに使っていた
- MX Ergo SとErgo M575SPと比べて、静穏スイッチの感触がErgo M575SPのほうが好みだった
とはいえ若干の不満はあったので、カスタマイズして何とかした
実際にErgo M575SPを使って、どうしても妥協できない不満点が出てきました。それがトラックボールの滑らかさです。
大多数の人であれば、Ergo M575SPのトラックボールのスムーズさに不満を持つこともないとは思いますが、個人的にはもう少しスムーズに転がってほしいところ・・・
いろいろと調べていく中で、これは・・・!と思った解決策がぺリックスのボールに交換したうえで、父親が釣り竿のメンテ用に使っていた「ボナンザワンタッチ」というコーティング剤を塗りたくる、という解決策にたどり着きました。
実際試してみると、トラックボールの滑りが劇的に改善され、Ergo M575SPがより最高のトラックボールマウスとして仕上がったので、ぜひ試してみて欲しいHackです・・・!
ボナンザワンタッチでトラックボールをコーティングするコツ
ボナンザワンタッチでトラックボールをコーティングするにあたり、ペットボトルのキャップとティッシュを用意して、下記のイメージでコーティングを行います。
- ペットボトルキャップの下にティッシュを2~3枚を重ねて敷きます。
- ペットボトルキャップの上にぺリックスのトラックボールを置きます。
- ぺリックスのトラックボールの上からボナンザタッチを3~4滴垂らします。
- 垂らした後にティッシュで拭きのばします。
- 5分ほど経過した後、再度手順3~4を実施します。
ボナンザワンタッチ自体手につくと少し臭いが気になりますが、すぐ手を洗えば良いですし、コーティング後のトラックボールを触れている手に臭いが移るということもないので最高です。
滑りが悪くなってきたら、また同じくボナンザワンタッチでコーティングすれば良いですし、何よりボナンザワンタッチ1本で何回分あるんだ・・・?位の感覚なので、一度買ってしまえば製品寿命を迎えるまでは無くなるもありません。
ちょうどAmazonプライム感謝祭もあることですし、Amazon.co.jp限定の製品保証期間が1年に短縮されたモデルだと6,930円ほどで購入できるので、この機会にぜひ買ってみてはいかがでしょうか。